「足首をひねったけれど、捻挫は何科に行けばいい?」「整形外科と整骨院のどちらを選ぶ?」と迷う方は少なくありません。
結論からいうと、強い痛みや腫れがある、歩けない、骨折かどうか判断できない場合は、まず整形外科を受診してください。整形外科では診察に加え、必要に応じてX線などの画像検査を行い、骨折・脱臼・靱帯損傷などを評価できます。診断後の回復支援や再発予防については、整骨院へ相談できるケースもあります。
この記事では、捻挫で受診する診療科、早めに病院へ行くべき症状、整形外科と整骨院の違い、受診までの応急処置をわかりやすく解説します。
目次
捻挫は何科?まず整形外科で状態を確認

捻挫が疑われるケガの最初の受診先は、基本的に整形外科です。整形外科は、骨・関節・靱帯・筋肉など運動器のケガを診る診療科です。
「歩けるから骨折ではない」とは限りません。日本整形外科学会は、捻挫を関節に力が加わって起こるケガのうち、骨折や脱臼を除いたものと説明しています。つまり、捻挫と判断するには骨折や脱臼などとの区別が必要です。痛めた場所や腫れ方、圧痛、歩行状態を診察し、必要に応じてX線検査などを行える点が整形外科の大きな役割です。
特に初めて強くひねったとき、スポーツや転倒で大きな力が加わったとき、子どもや高齢者のケガでは、自己判断で様子を見続けず整形外科へ相談しましょう。
捻挫で早めに病院へ行くべき症状

次のような症状がある場合は、軽い捻挫と決めつけず、早めに整形外科や救急外来へ相談してください。
- 痛みが強く、足をつけない・数歩も歩けない
- 足首や足の形が明らかに変わっている
- 受傷時に「パキッ」「ゴリッ」などの音がした
- 腫れや内出血が急速に広がっている
- 足先にしびれがある、感覚が鈍い、冷たい、色がおかしい
- 安静にしても痛みが悪化する、または数日たっても改善傾向がない
- 同じ足首を繰り返しひねり、ぐらつきが続いている
変形、足先の冷たさや感覚異常、耐えがたい痛みがある場合は、夜間・休日でも救急相談を検討してください。受診の緊急度に迷うときは、地域の救急相談窓口を利用する方法もあります。
整形外科と整骨院の違い

整形外科でできること
整形外科では医師が診察し、必要に応じてX線やMRIなどの画像検査、薬の処方、装具・ギプスによる固定、手術などを行います。骨折・脱臼・大きな靱帯損傷が疑われるときや、診断がついていない段階では、整形外科が優先です。
整骨院でできること
整骨院では国家資格を持つ柔道整復師が、捻挫・打撲・挫傷などに対し、状態を確認したうえで固定、手技、物理療法、運動指導などを行います。厚生労働省も、捻挫は柔道整復の健康保険の対象になり得る外傷として案内しています。ただし、同じ負傷について病院で治療中の場合は整骨院の施術が保険対象にならないなど、適用には条件があります。
骨折や脱臼の疑い、強い腫れや痛み、しびれなどがあれば、整骨院だけで判断せず医療機関への受診が必要です。迷う場合は、まず整形外科で診断を受け、その後のケアについて医師や整骨院へ相談すると安全です。
受診までの応急処置と避けたい行動

受診までの間は、痛みを我慢して歩かず、まず患部を保護してください。無理のない範囲で次のように対応します。
- 保護・安静:痛む動作や運動を中止し、必要なら杖や付き添いを利用します。
- 冷却:氷や冷却パックをタオルで包み、皮膚の状態を確認しながら短時間当てます。直接肌に当てないでください。
- 圧迫:弾性包帯などで軽く支えます。しびれ、色の変化、冷たさが出たらすぐ緩めます。
- 挙上:横になれる場合は、クッションなどで足首を心臓より高めにします。
ケガの直後に強く揉む、痛みを我慢してストレッチする、飲酒や長風呂で体を温める、無理にスポーツへ戻ることは避けましょう。市販薬を使う場合は、持病や服用中の薬との相互作用もあるため、薬剤師や医師へ確認してください。
四ツ谷・四谷三丁目で捻挫にお悩みの方へ

捻挫は、痛みが落ち着いたあとも足首の動かしにくさや不安定感が残ることがあります。早期に状態を確認し、回復段階に合わせて動きや筋力を取り戻すことが、再発予防のためにも重要です。
BLBはり灸整骨院では、足首の状態や受傷状況を丁寧に確認し、当院の対応範囲を超えると判断した場合は医療機関の受診をご案内します。診断後のケア、固定や日常生活の注意点、競技・仕事への復帰に向けたサポートについては、捻挫の施術案内をご覧ください。
「病院へ行くべき状態か分からない」「診断後も足首の不安が残る」という方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
参考:日本整形外科学会「捻挫」/日本整形外科学会「足関節捻挫」/厚生労働省「柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて」
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