鍼灸(はりきゅう)のイメージ
腰が痛い、肩が重だるい、そんな悩みに鍼灸(はりきゅう)を周りからすすめられることも多いと思います。
しかし、実際に施術を受けた経験がなく、「鍼(はり)」と聞いただけで、「絶対痛い」「怖い」「血が出る」などのイメージをもたれている方も多くいらっしゃいます。
そんな鍼灸(はりきゅう)のイメージを払拭いたします!
注射針と鍼(はり)の違い
どんな鍼(はり)を使うの??
「鍼(はり)」と聞くと、多くの方が注射をイメージされます。
ですが当院で使う鍼(はり)はもっともっと細いものになります。
目的:皮下や筋肉、静脈などにうつこと 鍼の太さ:おおよそ0.4㎜~1.6㎜ 形状:先端はナイフのよう |
目的:筋肉などの軟部組織に微細な傷をつけること 鍼の太さ:おおよそ0.14㎜~0.34㎜ 形状:先端は丸みを帯びている |
以上のように、目的が全く違うため作りも異なり痛みはほとんど感じません。
【はり灸施術で血が出る?】
鍼灸(はりきゅう)用の鍼(はり)では先端が丸みを帯びているため刺さりにくい形になっています。さらにかなり細いため柔らかく「動脈や静脈を傷つけることはありません」。
もちろん、テレビや漫画で見るような血がふきでることはなく、出血はあってもほんの少し出る程度のことがほとんどです。
【お灸ってなに?熱くないの?火傷はしない?】
お灸とは「もぐさ」と言われる漢方薬でも使われる「よもぎの葉」をすりつぶしたものに火をつけ、ツボに熱刺激を入れます。
もともとは故意的に火傷をさせ、火傷が治る過程を利用して身体の機能改善をはかります。
現在では火傷のあとを嫌がる方も多く、火傷の後が残るほど熱くするところは少ないです。
実際、当院の施術では熱いと感じたら教えて頂き、すぐに取り外すため火傷は一切いたしません。
【なんで鍼(はり)で坐骨神経痛や腰痛が改善するの?】
多くの方は、身体に鍼を刺すことで「なぜ、坐骨神経痛や腰痛などの身体の不調が改善するのか」わからないと思います。
自身も専門学校に通っている間もしばらくわかりませんでした・・・。
- 鍼(はり)で坐骨神経痛や腰痛が改善する理由
鍼(はり)を刺して皮膚や組織に細かい傷をつけることで(痛みはほとんど感じないものの)、脳と身体が傷が出来たということを認識して身体を治そうという反応が活発になります。そのメカニズムを利用して坐骨神経痛や腰痛などの身体の不調の改善を目指しています。
この反応以外にも様々な理由がありますが、この要素が一番大きな要素です。
最後に
鍼(はり)がいいと聞いたけど、「怖い・不安」など様々な思いがあると思います。
当院では鍼灸(はりきゅう)の予約をとっていただいて、まずは少し受けてみて、やっぱり怖いからやめにするなど、ご意見を尊重し柔軟にご対応致しますので、鍼灸(はりきゅう)を試してみたい方はお気軽にご相談下さいませ。
本記事の文責 / BLBはり灸整骨院
野口 卓人
子供の頃からサッカーをしていました。
チームメイトのストレッチなどを手伝っていた時に「他の人にやってもらうのと違って体が動かしやすかった!」と言われたことがきっかけで、同じように仕事や趣味を頑張っている方のサポートがしたい!と思い施術家を目指しました。
痛みや不安を少しでも解消し、患者様に寄り添い、二人三脚で改善に向かい皆様をサポートしていけるよう心掛けています。
【経歴】
- 2007年~2010年 業界大手の整骨院グループにて勤務
- 2010年~2018年 他の整骨院にて院長、マネージャーとして勤務
- 2013年~2015年 女子プロゴルフトレーナーとしてツアー帯同
- 2015年 女子プロゴルフ全米OPEN 帯同
- 2017年 テーザーワールド世界選手権 トレーナー活動
- 2018年3月~ 地元四ツ谷にBLBはり灸整骨院 開業
【業界歴】
18年以上
【資格・免許】
- 鍼灸師免許取得
- 柔道整復師取得
- NASM-PES取得