目次
1.扁平足にデメリットはある?まず無症状の場合と危険サインを確認
- 扁平足でも症状がなければ必ずしも治療は必要ない
- 子どもの頃からの扁平足と大人になってからの扁平足の違い
- 内くるぶしの腫れ・痛みや歩行困難は注意が必要
- 片足だけ急に土踏まずが低くなった場合は放置しない
2.扁平足で起こりやすい主なデメリット
- 足が疲れやすく長時間歩きにくくなる
- 足裏・かかと・内くるぶしに痛みが出ることがある
- 足首が不安定になり歩行やバランスに影響する
- 外反母趾など足部の変形と関連することがある
- 膝・股関節・腰への負担につながる場合がある
- スポーツや立ち仕事で負担を感じやすくなる
- 進行するとつま先立ちや蹴り出しが難しくなる
3.自分は扁平足?タイプ・原因を確認するセルフチェック
- 立った状態で土踏まずとかかとの向きを確認する
- 後ろから見て複数の足指が見えるか確認する
- 片脚でつま先立ちできるか確認する
- 座ると土踏まずが現れる柔軟性扁平足
- 座っても土踏まずが戻らない硬い扁平足
- 加齢・体重増加・立ち仕事・使いすぎなど主な原因
4.扁平足のデメリットを減らす対策とNG行動
- 足に合ったサイズ・形・安定性のある靴を選ぶ
- インソールは足の状態に合うものを使用する
- 足指・ふくらはぎ・後脛骨筋を無理なく鍛える
- 痛みがない範囲でつま先立ちや足指運動を行う
- 体重管理と立ちっぱなし・歩きすぎを見直す
- 痛みを我慢した運動や強引な足裏刺激は避ける
- 市販インソールで痛みが増す場合は使用を中止する
5.改善しない扁平足は何科?検査・治療と相談先
- 基本的な相談先は整形外科・足の外科
- 痛み・腫れ・片脚つま先立ち困難がある場合の来院目安
- 病院で行う立位レントゲン・MRIなどの検査
- 靴・足底板・運動療法などの一般的な治療
- 重症例で検討される手術治療
- 整形外科・整骨院・整体院の役割の違い
1.扁平足にデメリットはある?まず無症状の場合と危険サインを確認
扁平足だからといって、必ず不調が出るわけではない
「土踏まずがほとんど見えないのですが、すぐに何かしたほうがいいですか?」
「痛みや歩きづらさがなければ、慌てなくてもよいケースがあります」
扁平足は、立ったときに足裏のアーチが低くなり、土踏まずが目立ちにくい状態です。ただし、見た目が平らだからといって、全員に同じデメリットが現れるわけではありません。
日本整形外科学会では、幼い頃から続く扁平足は、大人になっても痛みが少ない場合があると言われています。まず確認したいのは、土踏まずの形よりも「最近になって痛みや変化が出てきたか」です。
大人になってからの変化には注意が必要
「前は平気だったのに、最近だけ内くるぶしが痛みます」
このような場合は、年齢や体重による負担などで、足のアーチを支える腱に負荷がかかっている可能性も考えられます。
中年以降に起こる成人期扁平足では、内くるぶしの下に腫れや痛みが出て、進行すると片脚でのつま先立ちや歩行がしづらくなると言われています。片足だけ急に形が変わった、歩く距離が短くなった、靴の内側ばかり減ると感じる場合は、放置せず整形外科へ相談しましょう。
扁平足のデメリットは、単に土踏まずが低いことではありません。痛みや動きづらさが日常生活に影響しているかどうかが、重要な判断材料になります。
https://therapistplanet.co.jp/column/029/
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/adult_period_flatfoot.html
https://www.jssf.jp/general/download/pamphlet_aff.pdf
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2.扁平足で起こりやすい主なデメリット
足裏や足首が疲れやすくなることがある
「少し歩いただけなのに、足の裏がだるくなります」
扁平足では足のアーチが低下することで、立つ・歩くときの力の受け止め方が変わる場合があります。その結果、足裏やふくらはぎが疲れやすい、かかとや内くるぶし周辺が痛む、長時間立っているのがつらい、といった悩みにつながることがあると言われています。
特に立ち仕事や外回りが多い方は、夕方になると足が重く感じたり、いつもの靴がきつく感じたりすることもあるでしょう。
膝や腰への影響は「必ず」ではない
「扁平足だから、膝痛や腰痛が出るのでしょうか?」
「原因の一つになる可能性はありますが、扁平足だけで決まるわけではありません」
足元のバランスが変化すると、足首・膝・股関節の動き方にも影響する場合があります。参考記事でも、姿勢や膝、腰への負担につながることがあると言われています。
ただし、膝痛や腰痛には筋力、柔軟性、仕事中の姿勢、運動量、過去のけがなど、さまざまな要因が関係します。「扁平足だから腰が痛い」と一つの原因だけに決めつけないことが大切です。
進行すると歩行に影響する場合もある
成人期扁平足が進むと、かかとが外側へ傾き、足が硬くなって歩きづらくなることがあると言われています。さらに、片脚でつま先立ちができない状態は、アーチを支える腱の働きを確認する目安の一つです。
痛みが長引いているときは、運動で無理に改善させようとせず、一度足の状態を確認してもらいましょう。
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3.自分は扁平足?タイプ・原因を確認するセルフチェック
立った状態で土踏まずとかかとを見る
「座っていると土踏まずがあるのに、立つと消えます。これも扁平足ですか?」
体重をかけたときだけ、足のアーチが低くなるタイプもあります。まずは裸足で自然に立ち、土踏まずの形を左右で比べてみましょう。
次に、家族などに後ろからかかとを見てもらいます。かかとが外側へ傾き、内側の土踏まずがつぶれて見える場合は、扁平足の特徴が表れている可能性があります。
後ろから見える足指とつま先立ちを確認する
日本足の外科学会では、足が扁平化してかかとが外を向くと、後ろから複数の足指が見えることがあると言われています。また、壁や椅子に手を添え、片脚でゆっくりつま先立ちができるかも確認ポイントです。
「痛くて上がれない」「かかとがほとんど持ち上がらない」「左右で大きな差がある」という場合は、無理に繰り返さないでください。
足跡だけで状態を決めない
「濡れた足跡が全部つながっていたら、重い扁平足ですか?」
足跡だけでは、アーチの柔らかさや腱の状態、変形の進み具合まではわかりません。座ると土踏まずが戻る柔らかいタイプもあれば、体重を抜いても形が戻りにくいタイプもあります。
また、加齢、急な体重増加、長時間の立ち仕事、スポーツによる使いすぎ、足周辺のけがなどが関係することもあると言われています。
セルフチェックでは見た目だけで判断せず、痛み・腫れ・歩き方の変化まで一緒に確認しましょう。
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4.扁平足のデメリットを減らす対策とNG行動
靴のサイズとかかとの安定性を見直す
「インソールを入れれば、扁平足は改善しますか?」
「足に合えば負担の軽減を期待できますが、入れるだけで全員の状態が変わるわけではありません」
靴は、つま先に適度な余裕があり、かかとが大きく浮かないものを選びましょう。幅が広すぎる靴や、靴ひもを緩めたまま履く習慣では、足が靴の中で動きやすくなります。
足底板やインソールは、アーチを支えて痛みを和らげる目的で使われることがあると言われています。ただし、高さや硬さが合わないと、足裏や膝に違和感が出る場合もあるため注意が必要です。
運動は痛みのない範囲から始める
足指をゆっくり曲げ伸ばしする、床を軽くつかむ、両脚でかかとを上げるといった運動は、足の筋肉を使う練習になります。
大切なのは、たくさん行うことよりも翌日に痛みを残さないことです。最初は5〜10回ほどから試し、内くるぶしや足裏に痛みが出たら中止しましょう。足指の筋肉を動かすことや、ふくらはぎ周辺の柔軟性を保つ運動も用いられると言われています。
痛みを我慢した刺激は避ける
「青竹踏みを強く行えば、早く良くなりますか?」
強い刺激を長時間続けても、足の変形そのものが改善するとは限りません。痛い場所を強く押す、急に裸足で長距離を歩く、合わないインソールを使い続ける、痛みを我慢してつま先立ちを繰り返す行動は避けましょう。
靴・運動・歩く量を一度に変えず、足の反応を見ながら少しずつ調整する方法がおすすめです。
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5.改善しない扁平足は何科?検査・相談先の選び方
痛みや変形がある場合は整形外科へ相談する
「扁平足は整骨院に行けばよいですか。それとも病院でしょうか?」
内くるぶしの腫れや痛み、急な変形、片脚でつま先立ちができない、歩くのがつらいといった症状がある場合は、まず整形外科への来院を優先しましょう。足の状態を専門的に確認したいときは、足の外科を掲げる医療機関も選択肢になります。
特に中年以降に片足だけ土踏まずが低くなった場合は、アーチを支える後脛骨筋腱の機能低下が関係することがあると言われています。
医療機関では体重をかけた状態を確認する
扁平足の程度は、立った姿勢や歩き方だけでなく、体重をかけて撮影したレントゲン画像で評価されることがあります。
腱の腫れや損傷はレントゲンでは確認しにくいため、必要に応じてMRI検査が使われると言われています。状態に合わせて、靴の調整、足底板、運動、薬などが検討され、重いケースでは手術が選択される場合もあります。
整骨院は動きや負担の確認に活用する
整骨院では、足首の動き、筋力、柔軟性、立ち方や歩き方などを確認し、日常生活での負担を減らすための施術や運動提案を行えます。
一方で、レントゲンやMRIによる画像確認、薬の処方はできません。「どこへ行けばよいかわからない」という場合でも、腫れや強い痛み、変形の進行があるなら医療機関を先に選ぶことが大切です。
医療機関で大きな問題がないことを確認したあとに整骨院を併用すると、それぞれの役割を分けやすくなるでしょう。
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